株式会社 キタムラ

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営業の概況

営業概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、好調なアジア経済や政府の経済政策の効果を背景に、景気後退局面から一部持ち直しの動きが見られるものの、本格的な企業業績の回復には至っておらず、雇用情勢の悪化、節約志向や生活防衛意識が高まり、個人消費が低迷するなど、依然として厳しい状況が続いております。

このような経営環境の中、当社グループは事業環境の激変に対応するために、自ら変化を加速させ、「業態変革の施策」を大胆に敢行しました。

1)「カメラのきむら」「SNAPS!」の店舗外観・店舗名称を「カメラのキタムラ」に統一し、ブランドを統合しました。

2)その結果、商圏の重複する小型店舗45店をスクラップしました。

3)売上・客数拡大のために「スタジオマリオ」を既存の「カメラのキタムラ」店舗内に114店併設出店しました。また「スタジオマリオ」全店のロゴや店舗を大きく一新しました。

4)証明写真の売上拡大のために、ハイクオリティな付加価値を提供する「プレミアム証明写真」を全店に導入し、それにともない快適な撮影環境を提供する「スタジオK」を「カメラのキタムラ」店舗内200店に展開しました。

5)フォトブックの主力商品である、最速30分仕上げの「スピードタイプ」や国内唯一の両面写真仕上げの「プレミアムタイプ」に加え、A4サイズで大きく残す「ビックタイプ」、写真といっしょに手書き文字も本になる「手作りタイプ」、アクセサリー感覚で手軽に作れる「ミニミニフォトブック」、ケータイで撮った写真をブログ感覚で残す「ケータイフォトブック(Chu-me)」などフォトブックのラインアップを拡充しました。

6)お客様が店頭でお探しの商品を検索し、取り寄せ注文できるEC専用端末を全店に設置しました。

7)デジタルカメラ・交換レンズ・ビデオカメラのレンタル事業を開始しました。

8)デジカメプリント・フォトブック等の店頭注文端末7,000台を、お客様がより快適に、簡単にご注文できるようにバージョンアップしました。


これらの施策により、一時的な費用が増えた一方で「スタジオマリオ」115店の出店と並行して、大胆なコスト削減を推進したことにより、販売費及び一般管理費が前年より1,827百万円減少(前年比3.4%減)しました。

しかしながら、フィルムプリントの減少を、フォトブック・年賀状・「スタジオマリオ」のプリント等の売上高の増加でカバーできませんでした。

この結果、当連結会計年度において当社グループ(当社及び連結子会社)の実績は、売上高140,879百万円(前年比8.5%減)、営業損失286百万円(前年は1,211百万円の営業利益)、経常利益1,044百万円(前年比51.7%減)となりました。

また当期純利益につきましては、法人税等調整額の影響もあり当期純利益34百万円(前年比96.2%減)となりました。

通期の主たる要因は、以下のとおりであります。

1)売上高が前年より13,102百万円減少しました。

・主たる要因は、映像機器部門では主力のデジタルカメラ、デジタル一眼レフカメラの販売額の下落によって前年より7,445百万円減少、プリント部門でフィルムプリントの減少を主力のデジカメプリントやフォトブックでカバーできず、前年より2,090百万円の減少によるものであります。

2)販売費及び一般管理費は前年より1,827百万円減少しました。

・主たる要因は、グループ組織の再編によるスリム化、継続的な経費の見直しなどを推進したことにより、給料及び手当を988百万円、販売促進費202百万円、賃借料693百万円、荷造運送費101百万円等を削減したこと等によるものであります。

3)特別損益の部は、前年より968百万円損失が減少しました。

・主たる減少要因は、固定資産除却損184百万円、減損損失389百万円、関係会社の事業構造改善費用142百万円、投資有価証券評価損147百万円の減少等によるものであります。

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