キタムラの
歴史と事業
私たちは創業以来、“写真”と向き合い、事業を拡大してきました。
その中心にあるものは、人の想いをつなぎ、
すべての人に思い出のある豊かな人生を歩んでほしいという揺るぎない信念。
この信念を持ち続け、時代の変化やテクノロジーの進化にすばやく対応し、
成長を続けてきたキタムラの歴史と事業の道のりをご紹介します。
私たちは創業以来、“写真”と向き合い、事業を拡大してきました。
その中心にあるものは、人の想いをつなぎ、
すべての人に思い出のある豊かな人生を歩んでほしいという揺るぎない信念。
この信念を持ち続け、時代の変化やテクノロジーの進化にすばやく対応し、
成長を続けてきたキタムラの歴史と事業の道のりをご紹介します。
高知県高知市に「キタムラ写真機店」の名称で写真機店を創業。
従来の写真専門店は、駅前商店街などに10~20坪の店を構え、対面で接客するのが当たり前。そんな時代に常識を覆し、売り場面積100坪という新しい形態の写真店を出店。半対面半セルフの接客のため、買わなくてもふらっと立ち寄ることができる、入りやすいカメラ屋を実現。これがチェーンストア化の第一歩となりました。
これからはインターネットが主役の時代になる。業界の中でもいち早くネットビジネスに取り組み始めたキタムラ。2006年頃からはネットとリアル店舗の融合戦略(オムニチャネル戦略)を展開。全体の売上高のうち、EC関与売上が約4割をも占める数少ないネットビジネス成功企業に成長しました。
いよいよ時代はフィルムカメラからデジタルカメラへ―。
「これからの時代に古い写真屋はいらない」そう考え、いち早くデジタルに舵を切り、1台数千万円のデジタルミニラボを1年以内に全店に配置。この業界最速の挑戦を支える根底には、新しい写真の楽しみを提供し続けるというキタムラのお客さまへの変わらない思いがありました。
2004年から全国のキタムラで中古商品のやりとりが可能になりました。福岡のお客さまがネットで見つけた商品が、翌日東京から届く。店舗で専門知識を持ったスタッフに説明を受けた上で納得して購入できる。全国に店舗網を持つキタムラとEC(エレクトロニックコマース)ならではの利便性を組み合わせることで、多くのお客さまから支持される事業に進化しました。現在では、カメラの中古買取実績No.1にまで成長。これは、90年近く思い出を残し続けているキタムラへのお客さまからの信頼の証です。
1994年にグループ会社のラボネットワーク(LNW)がスタジオマリオ1号店を開設。その後、㈱キタムラがスタジオマリオ事業を受け継ぎ、2008年頃からは、カメラのキタムラの館の中にスタジオマリオを次々と出店。写真関連用品の取り扱いからスタジオ撮影まで、ありとあらゆる思い出に関するニーズに応えられる写真専門店へと成長しました。
埼玉県川口市にあった大規模な写真映像処理工場(ラボ)をコニカミノルタから受け継ぎました。ここでは自社で企画した様々な商品を生み出しています。世界トップクラスの店舗数を展開しているキタムラにとって、このラボは欠かせない存在です。
キタムラでは、この時期からスマートフォンを新たな撮影デバイスと位置づけ、各店舗で販売を開始しました。スマートフォンだからこそできる写真の楽しみ方の提案や、キタムラオリジナルのアプリを開発し、お客さまに新たな写真体験を提供しています。
Apple JapanとApple正規サービスプロバイダ契約を締結。キタムラが、これまで培ってきた接客技術のみならず、世代を超えてお客さまと長いお付き合いをしてきたことが認められスタートした事業です。今や、日本のApple正規サービスプロバイダ認定店の過半数をキタムラが担っています。この事業は、今までキタムラと接点がなかったお客さまにも、キタムラを知っていただくきっかけとなりました。
既存写真市場におけるシェア拡大を目指し、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)と業務提携を行いました。イメージングビジネスにおけるキタムラ独自のノウハウと、CCCが有するライフスタイル提案力を融合し、お客さま満足度の高い商品・サービスの開発をスタート。相互の顧客基盤へのクロスセルの実施、イメージングに関わる事業開発のスピードアップを図るなどの事業シナジーを行い、キタムラの企業価値向上に繋げていきます。
新宿に、全7フロア構成で世界有数のカメラ、レンズ在庫数を持つ「北村写真機店」をオープンしました。カメラの販売だけでなく、有名な写真家の写真展開催やスペシャルLIVEコマース「ヴィンテージカメラ オンライン販売会」等、様々な企画を実施。創業以来の変わらない思いと培ってきた技術で、今までにない写真の楽しみ方を今までにない規模で提案していきます。
時代の変化にすばやく対応し、挑戦を続けていく。
その姿勢がキタムラの歴史を作り上げてきました。
そして今後も、テクノロジーの進化やライフスタイルの多様化によって
写真の楽しみ方は変化し続けていくことでしょう。
しかし、「思い出を残したい」という人々の気持ちは変わりません。
私たちはそんな思いに寄り添い、これからも今ある事業を育みながら、
新たな商品・サービスを生み出していきます。